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第一回日米国際作家交流展『CROSSCURRENT』/ 14期 美術学科絵画専攻 卒業 中込靖成
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 本展はLA ARTCOREの主任ディレクターLydia TAKESHITAと中込靖成との共同企画。
 “日本の現代作家をより海外へ、海外の現代作家に日本での発表の機会を。”こんな発想からこの交流展を企画。…日本の多様な現代美術作家を海外に紹介したい。海外の状況もメディア情報だけでは伝わりきらない多様さがある。…背景の異なる視線に作品を晒す事で新たに見えて来るものがある。作家の主体性を軸にした自主企画展を目指す。(目的/開催要項より抜粋)
 出品作家は日本側11名10作家(1組はユニット)とアメリカ側11名の作家により構成。造形大出身者はコース、年齢共幅のある4名が参加。中込靖成(絵画'84卒)大橋 博(彫刻’91卒)村元崇洋(彫刻'01卒)神崎佐知子(テキスタイル'03卒)。アメリカ側作家は韓国、タイ、スロバキア、イタリアの出身者やドイツ系、ラテン系、アングロアメリカン等の作家で構成されまさに国際交流展であり展示内容も平面、立体、インスタレーション等バリエーション豊かな多様性の展示内容となった。作家全員が相互に相手国に滞在し、作家スタジオ、美術館・画廊訪問、ディレクターやコレクターを交えたディスカッション等親密な交流を行った。
 日本側では特に交流展を契機に各作家の海外での発表の機会を将来に広げる事も目的の一つとした。結果出品者の中から2名の個展と2名の企画グループ展への招聘が現時点で決定した。本展が出品作家、関係者はもとより両国に於いて多くの来場者が質の高い展覧会を楽しみかつアートを通じての人的国際交流、作家交流の有意義な場となったことが最大の成果であった。
 本展はメンバーを入れ替えつつ今後も隔年で継続して行く事が決定している。開催の趣旨、志とする所は高くとも財政的には殆ど両国作家、関係者の手弁当での第一回の開催に至った中で造形大校友会の助成を受ける事ができたことは何より有り難かった。深甚の感謝を申し上げる。
(日米国際作家交流展日本側ディレクター・画家
現在文化庁在外研修員としてロサンゼルス滞在中 )

東 京 展 8月22日〜30日
      東京都美術館 Aギャラリー、第2彫塑室
      (現代アーチストセンター展の企画展として)
      ギャラリーKINGYO(千駄木)小品展を同時開催
アメリカ展 9月18日〜30日
ロサンゼルスの画廊LA ARTCOREの二つのギャラリー LA ARTCORE AT THE UNION CENTER FOR THE ARTS /LA ARTCORE BREWERY ANNEX  http://www.laartcore.org/

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