それぞれフリーで仕事をしていた2人。現在、デザイン全てを任されている音楽雑誌「AFTERHOURS」のデザインボランティアをきっかけに「カレラ」を結成。「カレラ」とは、読むが如く、第三者の意。あくまでもクライアントが主役という、デザインの仕事に対する彼らの姿勢を表明している。「AFTERHOURS」の他、CDジャケットや映画のパンフレット等のプロモーションツールのデザインを行っている。  その「カレラ」の中で、イラストや写真等の素材を生み出すのは、阿部氏。それらの素材をコーディネイトし、レイアウトデザインするのが庄子氏。つまり、2人でなんでもこなせるし、2人で一つとも言える。平たく言えば二人三脚だ。そんな2人は、それぞれのことを「野性の阿部」と「感性の庄子」と呼んでいる。阿部氏は肌で感じ、庄子氏は心で感じるというわけだ。そんな2人から生まれる土臭いデザインが「カレラ」の特長だ。  「カレラ」の事務所は、下北沢の住宅街の一軒家の二階。三つの事務所と共同で借りている。猫も一緒だ。おまけに、隣の空き地には野菜畑(持ち主は多分小田急さん・・ごめんなさい)。ナス、ジャガイモ、トマト、シシトウ、オクラ、トウガラシ・・なんでも作る。野良仕事担当は主に阿部氏。そして、畑の産物の料理には庄子氏も加わる。ここでも、「カレラ」ならではの出荷体制がみられる。出来上がったものは、ナスカレー等やっぱり土の匂いを感じさせる。
今後の野望は?と聞いてみると、畑を着実に育てていきたいとのこと。今年と同じように、仕事の畑も野菜の畑も耕していく。そして、両方の豊作を願っている「カレラ」だ。。そして、両方の豊作を願っている「カレラ」だ。 |